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施設リノベーション・リフォーム

 建設当初(利用開始当初)と利用形態が変化するにより利用しなくなった空間がある場合や、設備機器の更新が行われていない場合等、今後継続的に建物を利用し続けるには利用の側面、建物の運営の側面で無駄になっている場合が数多く見受けられます。
 工事には費用が発生しますが、現在の利用形態に合わせた空間に更新することで、空間の利用率をあげることができ、事業用の建物であれば今後の収益の増加も期待できます。また、省エネ器具等への設備更新により省エネをはかり、ランニングコストを低減することも可能となります。
 私達は住宅のリノベーションだけではなく、事業用の建物、施設のリノベーションのご相談も承り、仕上げ変更、間取り変更だけに留まらず、物理的に空間が足りない場合の増築設計もさせて頂いております。
 
※既存の建物の竣工時期、申請状況、書類の保存状況等によっては、工事が出来ない場合がございますので、リノベーションをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
カトリック仁豊野ヴィラ
(寄宿舎の増改築)
 
所在地:姫路市仁豊野
 
既存建物では賄えなくなった機能を付加すべく、既存建物の中庭等に休憩室、浴室、洗濯室、倉庫を増築した。既存建物の吹付の外壁とは異なるコンクリート打放しの箱とし、新たに付加した部分と既存とのコントラストを明瞭にし、また中庭に無造作に置かれた箱のような佇まいとすることで、退屈な中庭部分に明暗、強弱等のリズムを与えている。
 
既存建物についても、利用していない部屋等を個室や休憩室に改造することで空間の利用率を上げ、また設備もLED照明や省エネタイプの空調機などに刷新し、建物全体としても省エネを図った。
 
同時に既存建物の外壁と屋根の改修、内装改修にともない断熱補強を行い、建物全体の性能の改善も行っている。
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