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古民家再生

 古民家には時間の経過によるメリット(素材の質感、風格など)、デメリット(劣化、設備の機能低下など)がありますが、デメリットを取り除くことで、今後も使用可能となるばかりでなく、新築では獲得出来ない魅力的な空間を確保することができる可能性があります。
また、魅力的な空間の確保だけではなく、建築資材の再利用という観点での環境問題への貢献、さらに近年問題視されている全国的な空家の増加に対し、空家となっている古民家を再利用することで、地域への貢献(防火、防犯等)も期待されています。
 
 現在古民家を所有し、その活用方法にお困りの方。今後古民家を取得し、再生して利用したい方。また事業としての空家(不動産)活用をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
 
 
I_House(古民家再生)
 
所在地:太子町
 
既存の建物は明治中期に建てられ、昭和30年代に増築を行っている。
既存の建物の一部を減築し、減築することで生まれた敷地に新たに茶室等の諸室をコンクリート打放しで計画した。
増築に合わせ、既存の母屋にもコンクリートを挿入することで構造的な補強を行い、建物の中心に吹抜空間を創ることで、建物全体を外部に解放し、採光、通風等の自然を感受することが出来る空間を確保した。
その他、既存の和室の造作や建具を新たな住まいに継承すべく再利用し、同時にコスト低減も図っている。
改修前の状況
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